対象学年
△小学校低学年 〇小学校中学年 ◎小学校高学年 ◎中学生
実施場所
フィールド
所要時間
30~40分
学べること
- 「干潟」という浅い海に多くの生物が生息していることを実感することができます。
- 海(干潟)の生きものに対して、実体験に基づいたイメージを持てるようになります。
- 生きものを掘り出し、近距離でじっくり観察する経験通して、生きものの特徴や生態を観察する力を養います。
教材作成者・原案者から一言
活動の概要
干潟の砂を掘って砂をふるい、隠れていた生きものを探し出します。水のある場所、ない場所など環境の異なるところで数回行い、ある程度集まったら、種類別に分け、透明なケースなどに入れて間近で観察をしてみます。観察のあと、活動を振り返り、それぞれの発見を発表します。
小中学校「学習指導要領」との対応
小学校3年 理科 B 生命・地球 (1) 身の回りの生物
小学校6年 理科 B 生命・地球 (3) 生物と環境
中学校 理科(第2分野) (1) いろいろな生物とその共通点
中学校 理科(第2分野) (7) 自然と人間
小・中学校 総合的な学習の時間
※詳細はダウンロードしてご覧ください。
指導者用ファクトシート
<干潟1 生命のゆりかご>
指導者が持っていたい知識をまとめた読み物です。高校生以上の生徒や学生、社会人を対象にしたプログラムでは配布教材としても利用できます。
画像をクリックしてご覧ください(ダウンロード可能)
事前の準備
- スコップ(先が尖った小型のもの)
- ザル(目の間隔が2〜3mmくらいのもの。料理用でOK)
- バット(幅が30cmくらいの浅い入れ物。色は白がおすすめ)
- プラケース(小型のものを2〜3人に1個程度)
- ピンセット、または先の細い箸
- 軍手…危険物や危険な生きものを触るとき
実施のしかた
1.干潟の全景を確認し、活動内容・注意を伝えます。
2.干潟の砂を掘って、生きものを探し出します。
3.探し出した生きものを仲間同士に分けて観察します。
4.気づいたことを共有します。
●詳しい「実施のしかた」(PDF)は右のダウンロードボタンよりご覧ください。※画像はイメージです
指導のポイント
- 水のあるところないところなどで干潟の表面にある小さな巣穴をみつけ、いろいろな場所を掘ってみると多様な生物を見つけることができます。
- 名前を調べるよりも、体の形や動きなどをじっくりと観察するようにしましょう。
- 生物の生態や名前が分からない場合は、写真を撮ってあとで図鑑などで調べてみましょう。
- 採集した生物は、観察が終わったらできるだけ元いた場所に近い環境に戻すようにしましょう。
- 時間がある場合は、「食いしん坊は誰だ」や「砂もぐり選手権」などを一緒に行うと、より効果的です。
やってみました!
【私立中学校の体験学習in盤洲干潟】事例報告コラム → https://lab2c.net/column/2077