教材カテゴリ

海辺のお宝、ふるさとマッピング

海岸で見つけた漂着物から、森と海、自分の暮らしのつながりに気づく

循環

公開日:2018.01.31

学べること

  • 身近な海岸が、遠くの海や森、町の暮らしとつながっていることを知る。
  • 海に流れ出たさまざまなものは、海流や風に運ばれて国や地域を超えて流れていくことを知る。
  • 人間の生活が自然界に与えている影響に気づき、ごみ廃棄に対する意識を高める。

教材作成者・原案者から一言

教材作成者・原案者から一言

身近な海岸の漂着物を集めて分類をしていくと、今自分が立っている海岸と遠い海、川や森の自然、そして人間生活、すべてがつながっていることを実感することができます。そして、それらすべてのところに多くの命が存在し、それぞれに日々の営みを重ねている…。人工的なゴミの多さに圧倒されることもありますが、ゴミのマイナス面を取り上げる前に、多様な自然とのつながり、その環なかにあり多くの命に支えられている人間(自分自身)の営みを実感して、そこから環境保全への第一歩を踏み出してほしいと思います。

<海の環境教育NPO bridge 伊東久枝 >

活動の概要

海岸を歩いて、漂着物のなかから気になる「お宝」を集め、それらを「海/陸(森)/空/人工物」などに分けます。その後、模造紙に集めた漂着物がやってきた場所を説明できる絵を描き、絵の上に集めたものを置いていきます。これらを通して、さまざまな場所から海に多様なものが流れ着いていることを学びます。

小中学校「学習指導要領」との対応

小学校6年          理科       B 生命・地球 (3) 生物と環境

小学校5/6年       家庭科   D 身近な消費生活と環境

小学校5/6年       道徳       3. 主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること。

中学校   理科(第2分野)             (7) 自然と人間

中学校   社会(地理的分野)          (2) 日本の様々な地域

中学校   社会(公民的分野)          (4) 私たちと国際社会の諸課題

中学校   技術・家庭(家庭分野)  D 身近な消費生活と環境 (2) 家庭生活と環境について,次の事項を指導する。

小・中学校          総合的な学習の時間         

※詳細はダウンロードしてご覧ください。

使用する教材

ワークシート『海辺のお宝からのメッセージ』

ワークシート『海辺のお宝からのメッセージ』

指導者用ファクトシート

海洋汚染<「海」より「陸」のものが多い、 海洋ゴミ>

指導者が持っていたい知識をまとめた読み物です。高校生以上の生徒や学生、社会人を対象にしたプログラムでは配布教材としても利用できます。画像をクリックしてご覧ください(ダウンロード可能)

海洋汚染<「海」より「陸」のものが多い、 海洋ゴミ>

事前の準備

事前の準備

  • 漂着物を入れる袋(汚れても、濡れてもいいもの)…参加者個々が用意
  • 軍手…参加者数あるとよい
  • トング
  • 模造紙大の白い紙(ポスターなどの裏面で可)
  • サインペン・クレヨン等…参加者がみんなで使える数(グループごとにあるとよい)

実施のしかた

1.海岸で「気になるもの」を探します。海藻やごみの下に「お宝」があることも。

1.海岸で「気になるもの」を探します。海藻やごみの下に「お宝」があることも。

2.見つけたお宝からとびきりの一点を選んで、その魅力を「どこで拾ったか」「どんなものだと思うか」などを加えて、参加者それぞれが発表します。

2.見つけたお宝からとびきりの一点を選んで、その魅力を「どこで拾ったか」「どんなものだと思うか」などを加えて、参加者それぞれが発表します。

3.集めた漂着物を「自然のもの/人工物」「海/森(陸/空)」などに分けます。

3.集めた漂着物を「自然のもの/人工物」「海/森(陸/空)」などに分けます。

4.どこからきたのか…を想像して絵を描き、漂着物を置いて、『海辺のお宝、ふるさと地図』をつくります。

4.どこからきたのか…を想像して絵を描き、漂着物を置いて、『海辺のお宝、ふるさと地図』をつくります。

●詳しい「実施のしかた」(PDF)は右のダウンロードボタンよりご覧ください。※画像はイメージです

●詳しい「実施のしかた」(PDF)は右のダウンロードボタンよりご覧ください。※画像はイメージです

指導のポイント

  • 漂着物の採集時は人工物も「ごみ」として見ずに、ひとつひとつの物がその場所にあるおもしろさに興味を持てるようにしましょう。
  • 参加者が集める「お宝」に不足しがちな人工物(ペットボトルや缶・ビンなど)は、状況をみながらスタッフが集めましょう。
  • 漂着物を「海/森(陸/空)」に分けるとき、人工物も海で使われた物か陸(町など)で使われていた物かを分けてみると、ごみの発生個所が明確になっていきます。

教材開発:海の環境教育NPO bridge、長谷川孝一、大嶽隆

教材作成:海の環境教育NPO bridge

ファクトシート監修:小島あずさ(一般社団法人JEAN)

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