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コーラルウォッチ

サンゴの色見本カードを使って行う、誰にでもできる「サンゴの健康調査」

サンゴ

公開日:2017.02.13

学べること

  • 定期的にひとつのサンゴを観察することにより、生きものとしてのサンゴに興味を持つようになります。
  • サンゴ礁を取り巻く環境問題についての理解が深まり、自分たちにできることを考えるようになります。
  • 国内外の研究者も実施しているデータ収集・分析法を用いることで、科学的なものの見方とその重要性を学びます。

教材作成者・原案者から一言

教材作成者・原案者から一言

近年世界的な問題になっているサンゴの白化現象は、地球温暖化に伴う海水温の上昇など、人間社会の影響も大きな要因です。自分でサンゴの白化の状況を調べることは、参加者にとって何より記憶に残る経験となるでしょう。

活動前に、<関連資料>の「サンゴの基礎知識 サンゴ15」や、「サンゴクイズ」などで、サンゴの基礎知識を得るとよいでしょう。
サンゴの白化現象については、<コラム:「石垣島:サンゴ白化の今~2017」>をご覧ください。

*「CoralWatch」は、オーストラリアで開発されたサンゴの白化をモニタリングする市民参加型調査のプログラムです。クイーンズランド大学内に事務局があり、世界中で調査が行われています。日本では環境省が2006年に作成した『はじめようサンゴの島の環境学習 1・2・サンゴ』で紹介され、その後ダイビング指導団体のPADIでも普及されています。

<エコツアーふくみみ 大堀健司>

活動の概要

サンゴ礁の浅い海で、サンゴの色見本カード(「コーラルウォッチ」カード)を使って、サンゴの色を調べ、白化の程度を調査します。定期的に同じサンゴを観察をすることで環境の変化とそれに伴うサンゴの健康度の変化を自分の目で確かめることができます。サンゴを身近に感じることで、サンゴを守るために何ができるのかを考えるきっかけにもなります。

小中学校「学習指導要領」との対応

小学校3年 理科 B生命・地球 (2)身近な自然の観察

小学校6年 理科 B生命・地球 (3)生物と環境

小学校5/6年 家庭科 D身近な消費生活と環境 (2)環境に配慮した生活の工夫について、次の事項を指導する。

小学校5/6年 道徳 3. 主として自然や崇高なものとのかかわりに関すること。

中学校 理科(第2分野)(3)動物の生活と生物の変遷

中学校 理科(第2分野)(7)自然と人間

中学校 外国語 (1)言語活動

中学校 社会(地理的分野) (2)日本の様々な地域

中学校 社会(公民的分野) (4)私たちと国際社会の諸課題

小・中学校 総合的な学習の時間

 

詳細はPDFをダウンロードしてご覧ください。

使用する教材

「コーラルウォッチ」色見本カード(日本語版)は<a style=Coral Watch(オーストラリア)からご購入ください。">

「コーラルウォッチ」色見本カード(日本語版)はCoral Watch(オーストラリア)からご購入ください。

参加者用データ記録用紙(大人用)

参加者用データ記録用紙(大人用)

参加者用データ記録用紙(子供用)

参加者用データ記録用紙(子供用)

指導者用ファクトシート

<サンゴⅠ 多彩なサンゴは、生きている!>

指導者が持っていたい知識をまとめた読み物です。高校生以上の生徒や学生、社会人を対象にしたプログラムでは配布教材としても利用できます。画像をクリックしてダウンロードしてください。

<サンゴⅠ 多彩なサンゴは、生きている!>

<サンゴⅡ サンゴ礁に迫る危機>

下のボタンからダウンロードしてください。

<サンゴⅡ サンゴ礁に迫る危機>

事前の準備

事前の準備

  • 「コーラルウォッチ」色見本カード(日本語版)を購入(購入先: コーラルウォッチhttp://www.coralwatch.org/)
  • 参加者用情報記録用紙(上記「使用する教材」よりダウンロード)

実施のしかた

1.生物としてのサンゴの特徴(動物であること、体のなかに光合成をする褐虫藻がいることなど)を参加者に伝えます。

1.生物としてのサンゴの特徴(動物であること、体のなかに光合成をする褐虫藻がいることなど)を参加者に伝えます。

2.なぜサンゴが白くなるのか、白くなったサンゴはどうなるのか…など、サンゴの白化のプロセスを説明します。              

2.なぜサンゴが白くなるのか、白くなったサンゴはどうなるのか…など、サンゴの白化のプロセスを説明します。              

3.色見本カード(「コーラルウォッチ」カード)の使い方、データの記録の仕方を説明します。                 

3.色見本カード(「コーラルウォッチ」カード)の使い方、データの記録の仕方を説明します。                 

4.海岸へ行って観察するサンゴを選び、調査を行います。調査は1か月ごとに数回行い、サンゴの色の変化を記録します。

4.海岸へ行って観察するサンゴを選び、調査を行います。調査は1か月ごとに数回行い、サンゴの色の変化を記録します。

指導のポイント

  • 低学年のグループで行う場合は、アクセスがよく、調査しやすい場所のサンゴを選ぶようにします。
  • 継続的に観察する場合、サンゴ群体にオリジナルの名前をつけておくと愛着がわき、観察への意欲が高まります。

関連資料

サンゴの基礎知識「サンゴ15」(スライド) 

サンゴの基礎知識を15枚のスライドに凝縮!
サンゴの基礎知識を伝えるパワーポイント教材です。
サンゴ礁の研究者が企画制作し、海辺の環境教育フォーラムに提案されました。
ガイドラインをよくお読みの上、ご了解の上ご利用下さい。
ダウンロードはタイトルのクリック、もしくはダウンロードボタンを押してください。 
(企画・制作:藤田喜久, 浪崎直子,中村崇,中野義勝)

教材開発:Coral Watch(オーストラリア) http://www.coralwatch.org/

ファクトシート監修:大堀健司

映像提供:エコツアーふくみみ

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