対象学年
◎小学校低学年 ◎小学校中学年 ◎小学校高学年 ◎中学生
実施場所
サンゴ礁の浅い海
所要時間
1.5時間
学べること
- 定期的にひとつのサンゴを観察することにより、生きものとしてのサンゴに興味を持つようになります。
- サンゴ礁を取り巻く環境問題についての理解が深まり、自分たちにできることを考えるようになります。
- 国内外の研究者も実施しているデータ収集・分析法を用いることで、科学的なものの見方とその重要性を学びます。
教材作成者・原案者から一言
活動の概要
小中学校「学習指導要領」との対応
小学校3年 理科 B生命・地球 (1)身の回りの生物
小学校6年 理科 B生命・地球 (3)生物と環境
小学校5/6年 家庭科 C 消費生活・環境
小学校 外国語 (2)情報を整理しながら考えなどを形成し、英語で表現したり、伝えあったりすることに関する事項
小学校1-6年 道徳 D 主として生命や自然、崇高なものとのかかわりに関すること。
中学校 理科(第2分野)(1)いろいろな生物とその共通点
中学校 理科(第2分野)(7)自然と人間
中学校 外国語 (2)情報を整理しながら考えなどを形成し、英語で表現したり、伝えあったりすることに関する事項
中学校 社会(地理的分野) C 日本の様々な地域
中学校 社会(公民的分野) D 私たちと国際社会の諸課題
小・中学校 総合的な学習の時間
詳細はPDFをダウンロードしてご覧ください。
使用する教材
Coral Watch(オーストラリア)からご購入ください。">
「コーラルウォッチ」色見本カード(日本語版)はCoral Watch(オーストラリア)からご購入ください。
参加者用データ記録用紙(大人用)
参加者用データ記録用紙(子供用)
指導者用ファクトシート
<サンゴⅠ 多彩なサンゴは、生きている!>
指導者が持っていたい知識をまとめた読み物です。高校生以上の生徒や学生、社会人を対象にしたプログラムでは配布教材としても利用できます。画像をクリックしてご覧ください(ダウンロード可能)
事前の準備
- 「コーラルウォッチ」色見本カード(日本語版)を購入(購入先: コーラルウォッチhttp://www.coralwatch.org/)
- 参加者用情報記録用紙(上記「使用する教材」よりダウンロード)
実施のしかた
1.生物としてのサンゴの特徴(動物であること、体のなかに光合成をする褐虫藻がいることなど)を参加者に伝えます。
2.なぜサンゴが白くなるのか、白くなったサンゴはどうなるのか…など、サンゴの白化のプロセスを説明します。
3.色見本カード(「コーラルウォッチ」カード)の使い方、データの記録の仕方を説明します。
4.海岸へ行って観察するサンゴを選び、調査を行います。調査は1か月ごとに数回行い、サンゴの色の変化を記録します。
●詳しい「実施のしかた」(PDF)は下のダウンロードボタンよりご覧ください。※画像はイメージです
指導のポイント
- 低学年のグループで行う場合は、アクセスがよく、調査しやすい場所のサンゴを選ぶようにします。
- 継続的に観察する場合、サンゴ群体にオリジナルの名前をつけておくと愛着がわき、観察への意欲が高まります。
関連資料
サンゴの基礎知識を15枚のスライドに凝縮!
サンゴの基礎知識を伝えるパワーポイント教材です。
サンゴ礁の研究者が企画制作し、海辺の環境教育フォーラムに提案されました。
ガイドラインをよくお読みの上、ご了解の上ご利用下さい。
ダウンロードはタイトルのクリック、もしくはダウンロードボタンを押してください。
(企画・制作:藤田喜久, 浪崎直子,中村崇,中野義勝)