教材カテゴリ

干潟のジグソーパズル

干潟の生態系を描いた大型のジグソーパズルで、陸と海のつながりを知ろう。

干潟

公開日:2018.01.30

学べること

  • 陸から海への移行地帯である干潟の多様な環境要素を知ることができます。
  • 干潟の多様な環境に隠れている生きものの存在を知ることができます。
  • 自分と干潟の海とのつながりを考えるきっかけをつくります。

教材作成者・原案者から一言

教材作成者・原案者から一言

私は干潟が大好きです。干潟は一見地味に見えるフィールドですが、じつはこのパズルの絵のように、たくさんの多様な生きものが関わりあいながら暮らしています。パズルをつくりながら「私もこんな生きものたちに出会ってみたい!」と、実際に干潟に出かけたくなってもらえたら嬉しいです!

<絵本作家 しおだ まりん>


活動の概要

干潟の海や砂(泥)のなかと、そこに続く陸地。それらを構成する要素を描いた大型ジグソーパズルを、参加者全員で考えながら完成させます。その過程で、多様な環境をもつ干潟の自然を楽しく学びます。

小中学校「学習指導要領」との対応

小学校3年理科 B生命・地球 (1)身の回りの生物

小学校6年理科 B生命・地球 (3)生物と環境

中学校 理科(第2分野)(1)いろいろな生物とその共通点

中学校   理科(第2分野)             (7) 自然と人間

小・中学校          総合的な学習の時間         

※詳細はダウンロードしてご覧ください。 

使用する教材

干潟のジグソーパズルのイラスト(全32枚)

干潟のジグソーパズルのイラスト(全32枚)

干潟のジグソーパズルのイラスト(全32枚)

干潟のジグソーパズルのイラスト(全32枚)

干潟のジグソーパズルのイラスト(全32枚)

干潟のジグソーパズルのイラスト(全32枚)

教材:ジズソーパズル完成図

教材:ジズソーパズル完成図

指導者用ファクトシート

<干潟1 生命のゆりかご>

指導者が持っていたい知識をまとめた読み物です。高校生以上の生徒や学生、社会人を対象にしたプログラムでは配布教材としても利用できます。画像をクリックしてご覧ください(ダウンロード可能)

<干潟1 生命のゆりかご>

<干潟2 干潟を彩る多様な生きもの>

画像をクリックしてご覧ください(ダウンロード可能)

<干潟2 干潟を彩る多様な生きもの>

<海のいきものⅡ>

画像をクリックしてご覧ください(ダウンロード可能)

<海のいきものⅡ>

事前の準備

事前の準備

  • 「使用する教材」からダウンロードしたイラスト 32枚
  • のりつきスチレンボードなど…ダウンロードした紙が全部貼れる枚数
  • カッター
  • ラミネートシート(なくても可)
  • *ダウンロードしたイラストを厚紙に印刷して、A4サイズのまま並べてパズルにしてもよい。

実施のしかた

1.事前にイラストをスチレンボードなどに貼り、環境構成要素(生物など)ごとに切り、ジグソーパズルをつくっておきます。 ※動画・写真は「サンゴ礁ジグソーパズル」のものです。

1.事前にイラストをスチレンボードなどに貼り、環境構成要素(生物など)ごとに切り、ジグソーパズルをつくっておきます。 ※動画・写真は「サンゴ礁ジグソーパズル」のものです。

2.床にバラバラにしたジグソーパズルを置きます。このとき事前に1ピース抜いて、参加者に分からないように隠しておきます。 

2.床にバラバラにしたジグソーパズルを置きます。このとき事前に1ピース抜いて、参加者に分からないように隠しておきます。 

3.制限時間を伝えて作業を開始します。1ピース足りないことに参加者が気づいたら、隠したピースを出して完成させます。

3.制限時間を伝えて作業を開始します。1ピース足りないことに参加者が気づいたら、隠したピースを出して完成させます。

4.パズルが完成したら、参加者に絵をじっくり見てもらい、自然界のつながりや多様性についてみんなで考えます。

4.パズルが完成したら、参加者に絵をじっくり見てもらい、自然界のつながりや多様性についてみんなで考えます。

●詳しい「実施のしかた」(PDF)は右のダウンロードボタンよりご覧ください。※画像はイメージです

●詳しい「実施のしかた」(PDF)は右のダウンロードボタンよりご覧ください。※画像はイメージです

指導のポイント

  • 最初に制限時間を参加者に決めてもらいます。
  • 実施前に、参加者に気づかれないように1ピース抜いておき、最後に隠しておいたピースを出してパズルを完成させましょう。そして、生態系もパズルのように何かが欠けるとバランスが崩れ、成り立たないことを伝えます。

●教材開発:古瀬浩史、菅原(小笠原)あや、大堀健司、大堀則子

●教材作成:LAB to CLASSプロジェクト

●ファクトシート監修:風呂田利夫(東邦大学名誉教授)

●イラスト:しおだ まりん

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