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見えない? 生き物を観てみよう!

肉眼・ルーペ・顕微鏡・・いろいろな方法でプランクトンを観察しよう

プランクトン

公開日:2017.02.14

学べること

  • 観察を通して、プランクトンという小さな生きものの存在に気づく。
  • 水のなかには多様なプランクトンがいることを知る。
  • プランクトンが、海の食物連鎖の基盤となっていること、多くの生き物が生活史の中にプランクトンの時代を持っていることを知る。

教材作成者・原案者から一言

教材作成者・原案者から一言

プランクトンの観察を通して感じたり、学んでほしいことは、大きく分けると次の3つです。
1.海の中には、多様なかたちの、摩訶不思議な生き物がたくさんいる。
2.海の生きものの多くは、生活史のなかで(主に幼生の時代)にプランクトンの時期をもっている。
3.海の植物といえばプランクトン。植物プランクトンは海の生産を支えていて、小型の動物プランクトンは、植物から大型の動物への連鎖の橋渡しを担っている。
 
 浮遊生活をする生きものの存在を認識することは、海の自然を理解するために重要なカギの一つなのです。
 
 小さなプランクトンをみるには、拡大してみるための道具が必要になります。いきなり高倍率の顕微鏡を使うよりも、肉眼から初めて、虫眼鏡、ルーペ、実体顕微鏡、光学顕微鏡というように、だんだんと倍率を上げていくと、よりリアルにプランクトンを感じながら観察することができるでしょう。

<帝京科学大学アニマルサイエンス学科教授 古瀬浩史>

活動の概要

肉眼や顕微鏡によるプランクトンの観察を通して、微小なプランクトンをじっくりと観察します。また、海の生物には幼生時代をプランクトンとしてすごすものが多いこと、プランクトンが海の食物連鎖の基盤となっていることを学びます。

小中学校「学習指導要領」との対応

小学校5年 理科B 生命・地球 (2)動物の誕生

小学校6年 理科B 生命・地球 (3)生物と環境

中学校 理科(第2分野) (3)動物の生活と生物の変遷 (7)自然と人間

小・中学校 総合的な学習の時間

 

詳細はPDFをダウンロードしてご覧ください。

使用する教材

ダウンロードする教材はありません。

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指導者用ファクトシート

<プランクトン1「プランクトン」って何者?>

指導者が持っていたい知識をまとめた読み物です。高校生以上の生徒や学生、社会人を対象にしたプログラムでは配布教材としても利用できます。下のボタンからダウンロードしてください。

<プランクトン1「プランクトン」って何者?>

事前の準備

事前の準備

  • プランクトン
  • ルーペ、または虫めがね
  • ビーカー
  • 薄型水槽(あれば。硬質プラスチックのパスケースでも代用可)
  • スポイト
  • 画板(あれば)
  • 実体顕微鏡
  • 光学顕微鏡(あれば)
  • シャーレ(できるだけ小さいもの)
  • ホールスライドグラス(なければスライドグラス)
  • カバーグラス(できれば大きめのもの)

実施のしかた

1.採集したプランクトン(海水)をビーカーや薄型水槽に入れ、まずは肉眼で観察します。小さな命を実感するための、大事なステップです。

1.採集したプランクトン(海水)をビーカーや薄型水槽に入れ、まずは肉眼で観察します。小さな命を実感するための、大事なステップです。

2.ルーペや虫めがねを使い、肉眼より少し倍率を上げて観察します。

2.ルーペや虫めがねを使い、肉眼より少し倍率を上げて観察します。

3.実体顕微鏡で観察します。プランクトンをシャーレに入れて観察すると、多様なプランクトンを識別でき、元気に動き回るようすも見られます。

3.実体顕微鏡で観察します。プランクトンをシャーレに入れて観察すると、多様なプランクトンを識別でき、元気に動き回るようすも見られます。

4.光学顕微鏡で細部を観察します。プランクトンをつぶさないようにホールスライドを使い、体の細部や動きの特徴などを観察します。

4.光学顕微鏡で細部を観察します。プランクトンをつぶさないようにホールスライドを使い、体の細部や動きの特徴などを観察します。

指導のポイント

  • 最初に肉眼で観察することで、プランクトンの“命”を身近なものとして実感します。
  • 顕微鏡を使うことによって、動き方や体の特徴などを詳しく観察します。
  • 見つけたプランクトンを図鑑などで調べ、理解を深めます。
  • 注意:ルーペや虫めがねで太陽を見ないように、安全管理を徹底しましょう。

教材作成指導:古瀬浩史(帝京科学大学生命環境学部アニマルサイエンス学科教授)

ファクトシート監修:風呂田利夫(東邦大学名誉教授)

映像提供:アクアマリンふくしま

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