対象学年
実施場所
室内
所要時間
40分~60分
学べること
- 「共生」や「適応」などのテーマをもつ「ぬり絵」を完成させる過程で、サンゴ礁の生態系や生きものの特徴について学びます。
- 図鑑やインターネットでぬり絵をする生きものを探すことで、調べ学習につなげることができます。
- サンゴ礁の海で暮らす生物の色や模様が多種多様であることに気づきます。
教材作成者・原案者から一言
活動の概要
幼児・低学年向けには「かんたんサンゴぬりえ」もあります。
小中学校「学習指導要領」との対応
小学校1/2年 図画工作 A 表現
小学校3/4年 図画工作 A 表現
小学校5/6年 図画工作 A 表現
小学校1/2年 国語 C 読むこと
小学校3/4年 国語 C 読むこと
小学校5/6年 国語 C 読むこと
小学校3年 理科 B 生命・地球 (1) 身の回りの生物
小学校6年 理科 B 生命・地球 (3) 生物と環境
中学校 理科(第2分野) (1) いろいろな生物とその共通点
中学校 理科(第2分野) (7) 自然と人間
小・中学校 総合的な学習の時間
※詳細はダウンロードしてご覧ください。
使用する教材
ぬり絵シート「海のなかよし」
ぬり絵シート「かくれんぼ」
ぬり絵シート「サンゴだいすき」
ぬり絵シート「ひるの海」
ぬり絵シート「よるの海」
それぞれの解説資料
指導者用ファクトシート
<サンゴⅠ 多彩なサンゴは、生きている!>
指導者が持っていたい知識をまとめた読み物です。高校生以上の生徒や学生、社会人を対象にしたプログラムでは配布教材としても利用できます。画像をクリックしてご覧ください(ダウンロード可能)
事前の準備
- ぬり絵シート…「使用する教材」からダウンロードします。
- 解説資料…「使用する教材」からダウンロードします。
- 色鉛筆…ぬり絵をするために使います。
- 図鑑…生きものの色を調べるときに使います。魚類・甲殻類・サンゴ礁の生きもの等、多様な図鑑を用意しましょう。
- パソコン、タブレット…生きものの色を調べるときに使います。
実施のしかた
1.色を図鑑で調べながら、解説資料の説明にそって「ぬり絵シート」に色をぬっていきます。
2.一段階目の色付けが終わったら一休み。
3.二段階目の色付けをして、ぬり絵を完成させます。
4.完成したぬり絵を見せ合い、気づいたことや感想を話しましょう。
●詳しい「実施のしかた」(PDF)は右のダウンロードボタンよりご覧ください。※画像はイメージです
指導のポイント
- ぬり絵は5種類あります。それぞれテーマが異なるので、子どもたちの興味や授業内容にあったものを選んでください。
- 生物の色を調べられるように、図鑑の使い方やパソコンの検索の仕方を、事前に伝えておきましょう。
- 図鑑選びは、生物の種類によって掲載されている本が異なるので、対象生物が載っていることの事前に確認しておきましょう。
- 色をぬる生物の名前は忘れないように、黒板などに書き出しておきましょう。
- 生物を調べる作業は時間がかかります。1枚の絵を2〜3名で協力してぬってもいいでしょう。
- 海の生きものの写真はストロボを使って撮ることが多いため、実際に目で見たときの色と異なることがあります。写真の色にこだわりすぎないように声掛けをしましょう。
関連資料
サンゴの基礎知識を15枚のスライドに凝縮!
サンゴの基礎知識を伝えるパワーポイント教材です。
サンゴ礁の研究者が企画制作し、海辺の環境教育フォーラムに提案されました。
ガイドラインをよくお読みの上、ご了解の上ご利用下さい。
ダウンロードはタイトルのクリック、もしくはダウンロードボタンを押してください。
(企画・制作:藤田喜久, 浪崎直子,中村崇,中野義勝)