対象学年
◎小学校低学年 ◎小学校中学年 ◎小学校高学年 ○中学生
実施場所
室内、フィールド
所要時間
1時間~1時間30分
学べること
- 観察した生きものを通して生態系への理解を深めることができます。
- 生息場所など生きものの暮らしを確認することができます。
- 「生きものどうしのつながり」「生きものと自分とのつながり」を考えることができます。
教材作成者・原案者から一言
活動の概要
海での自然体験の際に気に入った生き物を観察し、図鑑などを参考に自分のお気に入りの生き物の絵を描きます。あらかじめ用意したサンゴ礁の地形などが描かれた模造紙大の環境図に生き物の絵を配置します。配置された生き物の絵について他の生き物やサンゴ礁環境との様々なつながりについて話し合います。最後に自分たちとのつながりを考えましょう。
小中学校「学習指導要領」との対応
小学校3年 理科 B 生命・地球 (1) 身の回りの生物
小学校4年 理科 B 生命・地球 (2) 季節の生物
小学校6年 理科 B 生命・地球 (3) 生物と環境
小学校3/4年 図画工作 A 表現
小学校5/6年 図画工作 A 表現
中学校 理科(第2分野) (1) いろいろな生物とのその共通点
中学校 理科(第2分野) (7) 自然と人間
小・中学校 総合的な学習の時間
※詳細はダウンロードしてご覧ください。
指導者用ファクトシート
<<サンゴⅠ 多彩なサンゴは、生きている!>>
指導者が持っていたい知識をまとめた読み物です。高校生以上の生徒や学生、社会人を対象にしたプログラムでは配布教材としても利用できます。画像をクリックしてご覧ください(ダウンロード可能)
事前の準備
- 「私のおきにいり」カード…「使用する教材」からダウンロード。 *白紙のコピー用紙などでもかまいません。
- 色鉛筆,ペン…生きものの絵を描くために使います。
- ハサミ…描いた絵を切り抜きます。
- のり,テープ…絵を環境図に貼る際に使います。
- 「環境模式図」…「使用する教材」からダウンロード。
- 模造紙…大きな「環境図(海の断面図)」を描きます。
- 紙テープ…つながりを示すときに使います。
実施のしかた
1.海のなかや海岸で「お気に入りの生きもの」を見つけて観察します。
2.図鑑などを参考に「お気に入りの生きもの」の絵を描きます。
3.どのようなところで何をしていたのかを考えながら、海の断面図(環境図)に貼っていきます。
4.生きもの同士、生きものと環境など、さまざまなつながりを考えて紙テープで結んでいきます。
●詳しい「実施のしかた」(PDF)は右のダウンロードボタンよりご覧ください。※画像はイメージです
指導のポイント
- 野外でスケッチやメモを正しくとるのは難しい作業です。あとで何の生きものかわからなくならないように、指導者が写真を撮るなどして記録しておきましょう。
- 多様な生きものやつながりを学べるように、観察対象になっていない生きもののカードを、指導者があらかじめ用意しておきます。
- 完成した環境模式図は学習成果として掲示しておくとよいでしょう。