イベント・講座

【事業報告】海の生きものKIDSワークショップ【サンゴのふしぎ】

公開日:2020.01.20

【第3回海を学ぼうスクールin中野区~海と日本PROJECT~】

国内にサンゴ礁がある日本。もっと身近に感じられるように、想像力でサンゴ礁の世界を作り出してみました。《サンゴクイズ》でサンゴの基礎知識を確認。『サンゴの進化じゃんけん』で〈卵-幼生―成体〉への変化を体験。《サンゴのパネルシアター》でサンゴの生態、サンゴ礁の役割、そして環境問題をじっくり学び、《どーなる?コーラル サンゴ生き残りゲーム》でサンゴ増減の原因と再生力を体感しました。これらのプログラムは、サンゴに興味を持ち、サンゴ礁を守りたいと思える子どもたちを増やすことが目的です。

*文中《 》内は、海洋学習教材「LAB to CLASS」の教材名です。

 <実施概要はこちら>

 

活動の様子

◎サンゴクイズ

2択のクイズでサンゴとサンゴ礁に関する基本的なことを学びました。不正解の回答にも至った理由があるはずですし、問題によってはどちらも正解の場合もあるのです。それらを丁寧に説明しながらクイズを進めました。自信たっぷりな場合、少し迷っている場合…立ち位置でそれぞれの思いを表現していました。

 

サンゴの一斉産卵から、幼生、群体サンゴに成長するまでの動画を見ました。生物としてのサンゴを意識してもらう時間です。

 

◎サンゴの進化じゃんけん

開発途中の活動です。一人一人がサンゴの卵からスタートし、じゃんけんに勝つと成長していきます。最後は全員でサンゴ礁になってみました。そして子どもたちから意見をもらい、ルールを変えてもう一度実施。一つの学習活動を作り上げる場にも参加してもらいました。

◎サンゴ礁パネルシアター

たっぷり体を動かしたので、パネルシアターで静かな時間としました。サンゴの生態に加え、サンゴ礁の生態系と環境問題の話をしました。問いかけると積極的に答えてくれる姿勢がうかがえました。

 

◎どーなる?コーラル サンゴ生き残りゲーム

サンゴが成長するために不可欠な環境条件を悪化させる様々な環境問題。それらに対応してサンゴの数が増減することを、参加者一人一人がサンゴになって体感する活動です。「オニヒトデの大量発生が実際のことのようだった」「いろいろな被害があると思った」などの感想があがりました。

 

◎2016年に石垣島で起きたサンゴの白化現象

近年実際に起こった白化現象と、それに直面した地元の子どもたちの様子を見てもらいました。楽しかったゲームでの体験と実際に起こっていることをリンクさせる時間となりました。

 

実施後の感想

実際の“サンゴ礁体験”を伴わない、一度きりのサンゴの学習。サンゴやサンゴ礁に興味を持ってもらい「サンゴ礁に行ってみたいな」と思ってもらうことを重視しました。参加者の子どもたちはどの活動にも積極的に関わり、活動後に「どんなサンゴ礁の生きものになってみたい?」と問いかけると、サンゴを含め様々な生きものを選び、その理由からも私が話したことをしっかり受け止めてくれている様子が伺えました。(文:大堀健司)

「事業報告書(PDF)」はこちらからご覧いただけます。

[ 実施概要]

■実施日:2019年11月24日(日)
■場所: 新渡戸文化学園アフタースクール 10 号館(東京都中野区)
■対象者:小学生
■参加費:無料(要事前予約)
■主催: LAB to CLASS プロジェクト(特非 海の環境教育 NPO bridge)
※本イベントは、海と日本 PROJECT (日本財団) の一環で実施しま した。
■協力: 学校法人新渡戸文化学園 ,未来教育 confeito, 海辺の環境教育フォーラム,一般社団法人JEAN
■後援: 公益社団法人日本環境教育フォーラム,