イベント・講座
【事業報告】海の生きものKIDSワークショップ【イルカのふしぎ】
公開日:2020.01.20
実施場所
学校法人新渡戸文化学園10号館(東京都中野区)
実施日時
2019年11月24日(日)
【第3回海を学ぼうスクールin中野区~海と日本PROJECT~】
イルカをもっと好きに、イルカの棲む海を好きに、海を含む自然を好きに、そして、好きなモノを大切にしたいと思う気持ちを育むことを目的とし、イルカを入り口としたワークショップを実施しました。
- テーマ:イルカ
- 対象:小学2~6年 16名
- 講師:人見道夫(ネイチャーガイド 風の道)
- 会場:学校法人新渡戸文化学園 10号館
- 実施時間:2時間
- 使用教材:鳴き声仲間さがし/イルカを知ろう!/実物大のイルカを作ろう!
- 主な学習(紹介)テーマ:イルカの生態について、イルカの身体の大きさ及び構造
活動の様子
◎アイスブレーク
皆でジャンプ!魚の群れになった気分で声を合わせてみんなで同じ方向へジャンプ!
ぶつからないように周囲の気配を感じるのがポイントです。
◎鳴き声仲間探し
目隠しをして、声だけで自分の仲間を探します。音を使って生活しているイルカたちの世界を疑似体験。
子どもたちの元気な声が響き渡りました。声を出すのは得意ですが、仲間の声を探すのが、難しそうでした。
◎イルカを知ろう!
イルカの暮らしについての、三択クイズ形式プログラム。
正解を当てることより、問いに対する答えを自分で考えることを優先しました。三問しかありませんでしたが、最後には、どうしてそう思うのかなど、自分の考えをしっかりと話してくれるようになりました。
◎実物大イルカをつくろう
小学生が数名のグループで時間内に完成できるように、あらかじめつくっておいた実物大のイルカの胴体に、背ビレ、胸ビレ、尾ビレ、吻などを付けていきます。「どこについているのかな?どんな向きかな?」みんなで相談しながら進めます。
◎振り返りと集合写真
最後に、面白かったこと、印象に残ったこと、イルカのイラストなどを書いてもらいました。
そして、自分たちでつくった実物大のイルカと一緒に集合写真!
実施後の感想
イルカが棲んでいる「音が中心の世界」の体験、生態の不思議、実際に触れることができるイルカ。知識を言葉で伝えるのではなく、自分の身体を動かし、自分で想像して、自分の手で触れて感じるワークショップは、小学生の柔軟で豊かな感性に響いたようで、最後まで集中して楽しんでくれました。じつは、はじめはイルカが好きではなかった子もいましたが、最後にはみんながイルカを大好きになってくれました。「イルカが好き」「大切にしたい」という気持ちを今後もさらに育み、イルカや海を思い、そのための行動に繋がっていってくれたら嬉しいです。(文:人見 道夫)
※「事業報告書(PDF)」はこちらからご覧いただけます。
[ 実施概要]
■実施日:2019年11月24日(日)
■場所: 新渡戸文化学園アフタースクール 10 号館(東京都中野区)
■対象者:小学生
■参加費:無料(要事前予約)
■主催: LAB to CLASS プロジェクト(特非 海の環境教育 NPO bridge)
※本イベントは、海と日本 PROJECT (日本財団) の一環で実施しま した。
■協力: 学校法人新渡戸文化学園 ,未来教育 confeito, 海辺の環境教育フォーラム,一般社団法人JEAN
■後援: 公益社団法人日本環境教育フォーラム,