コラム
【活用事例】実物大のイルカ作って、調べ学習!
公開日:2020.03.24
小林 江里(東京都町田第二小学校 主任教諭)
生きものはかせになろう
特別支援学級の総合的学習の時間『生き物はかせになろう』の授業で、イルカの「体のつくり」 についての調べ学習を行った。「自分で課題を見つけ、本を読み、文字や絵で表現する」ことが苦 手な児童も多い特別支援学級での調べ学習を容易にするために、「イルカの模型を作る」という具 体的な目標を立て、“調べる・表現する”を楽しみながら学習した。また、イルカを作る前に《海 の生きものカード》を使って、海の生き物の仲間分けを行い、海洋生物の多様性を伝えた。この仲 間分けで、「イルカが自分たちと同じ哺乳類である」と知ったことにより、自分の体と同じか違う かを比べ、調べ学習をより容易にすることができた。
●テーマ:イルカの模型作りを通し、調べ学習の手法を学ぶ。
●対象:東京都町田市立町田第二小学校 特別支援(若竹)学級 3~6 年の児童
●会場:東京都町田市立町田第二小学校特別支援学級教室・図書館
●実施時期:2019 年 12 月~2 月 全 6 時間 「総合的な学習の時間」
※6時間目は、臨時休校のためできなかったが、博物館を作り、来た児童に説明する授業 を行う予定だった。
●使用教材:実物大のイルカをつくろう! /海の生きものカード(海の生きもの椅子取りゲーム)
活動の様子
詳しくは、実施報告書(PDF)をご覧ください。