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【事業報告】探究学習フィールドワーク:見えないものを見よう!

公開日:2024.07.16NEW

フィールドワーク 「環境と観光コース」概要

杉並⾼等学校で3年間を通して取り組まれている『総合的な探究の時間』の最初のフィールドワーク。エネルギー問題やダイバーシティなど多様な課題設定の中で、『環境と観光コース』を選んだ40 名のフィールドワーク「海の環境」パートと事前学習を担当させていただきました。舞台は、観光地としても知られる「神奈川県 湘南海岸・江の島」。都市部に隣接し、年間を通し多くに観光客が訪れる湘南海岸は、近年地元産の「シラス」が⼈気を呼んでいるものの、海の中の⾃然はあまり知られておらず、そこにダイナミックな⼤⾃然があることを想像する⼈は少ないのが現状です。 そこで、江の島の対岸に位置し、周辺の海中世界を再現している『新江ノ島⽔族館』を活⽤して、⽬の前に広がる相模湾の⾃然を体感。⾝近にある海の世界を知るきっかけづくりと、その海で起きている「海洋プラスチックごみ、藻場枯れ、砂の流出等」の海洋環境問題の現状に触れるプログラムを提供しました。

  • テーマ:海洋環境保全
  • 学習目標:1)⽇本の海の多様性を認識する 2)都市部に隣接する「⾝近な海洋⾃然」の豊かさに気づく 3)海洋環境問題の現状(海洋プラスチックごみ・藻場枯れ等)を実感する
  • 体験者:中央⼤学杉並⾼等学校1年⽣ 40名
  • ファシリテーター:⼈⾒道夫(ネイチャーガイド⾵の道)
  • 使用教材:海洋学習教材LAB to CLASS 《実物大のイルカをつくろう!》実物大イルカ模型 / 《餌の餌の餌は何?

 

(文:伊東久枝)