コラム

海で!指導者体験会(3)~水の循環の教材

公開日:2018.02.27

水の循環を学ぶプログラムを体験

ネイチャーゲームリーダーを対象に行ったLAB to CLASS体験会、最後の教材は「海へ!水てき君の大冒険〜海と森のつながり」(https://lab2c.net/materials/zyunkan/129)です。

 

「水てき君」とは、森に降った雨のこと。プログラムではまず、水てき君の旅路を確認します。この水てき君の旅路は、スゴロクになっています。参加者自身がスゴロクのコマ(水てき君)になって、冒険の旅に出るのです。

水てき君は、川や田畑、家庭などを経て海にたどり着き、再び雲となって森に還ります。

さまざまな「出来事」に遭遇する水てき君。生き物、暮らし、自然などと深く関わりがある事に気づきます。

 

ゴール(=森へ還る)までの道のりは長く、水てき君の立場から、人間活動が与える影響について考えるきっかけとなりました。

スゴロク終了後に、どんな冒険をしてきたのかを再確認し、新たな気づきや考えたことを発表します。

自然や暮らしの中には水てき君がいる。中には水てき君になりきって大冒険の様子をお話して下さる方も。

 

実際に体験した方からは、この教材の使い方について「環境問題だけに注目するのではなく、理科の学習内容に関連するものを位置付けることで、より深みがでる」とのアドバイスもいただきました。

大人同士で教材を体験するからこそ気付くことも多く、LAB to CLASSにとっても得るものが多い体験会となりました♪

 

 

ほっと一息、休憩タイム。

 

三好直子さん(日本シェアリングネイチャー協会専務理事)からひとこと

2017年に日本財団が行った「海と日本」に関する意識調査で、10代の約4割が「海にあまり親しみを感じない」と回答したと聞いて、衝撃を受けました。

わたしが所属する「日本シェアリングネイチャー協会」では、自然と人がもっとつながる機会をつくるために、全国でたくさんの指導員が活動しています。

そこで、海に行っても行かなくても実施できるLAB to CLASSの手法を指導員に知ってもらい、活動の中に海の要素も加えてもらえるといいな、と思いました。

そんな中で実施できた、はじめての指導者向けの体験会でした。

どんなふうに使ってもらえるか、どんなふうに広げていけるか――、そのスタートを考える研修会になりました。

今回の体験会では、野外活動の最後に「海へ・・・」と題したセルフ活動のミニブックを参加者に渡して、それぞれひとりの時間をすごしてもらいました。

海にまつわる短い詩を読んだり、今感じていることをバーティカルポエムという詩にしたり、ただゆったりと波の往き来を眺めたり、ぶらぶら浜を歩いたり――、参加者は思い思いに時間をすごしていました。

海にまつわるさまざまな生き物、今かかえている問題、それぞれのつながりを学んだあとの静かな海の風景が、参加者のみなさんにはどんなふうに映ったのでしょうか。

 

 

 

 

<その4へつづく>